ホットヨガな訳
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ホットヨガは普通のヨガと違い、高温多湿の環境の中で行ないます。ヨガスタジオなどによって若干異なりますが、室温は38度以上、湿度60パーセント以上という環境が一般的です。
何故そのような高温の中で、ヨガを行うのかというと、38度～40度というのは、人間の筋肉がもっとも柔軟になる温度なのです。体が硬く、前屈をした時に床に手がつかない人でも、ホットヨガのレッスン終了時には、手が床に着く人もいます。体が柔らかければヨガのポーズもしやすいですし、ケガを防げるという、メリットもあります。
それでは、何故湿度が６０％なのかというと、高温の室内でヨガのポーズをすると、大量の汗をかきます。湿度が高すぎると汗が蒸発しないため、ベタッとした不快感の中で、ヨガを行うことになります。
逆に湿度が低いと、汗をかいてもすぐに蒸発して肌が乾燥してしまいます。そこで室内を、人間がもっとも快適に感じる湿度60パーセント前後に保っておくのです。